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貿易の自由化に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1 GATTケネディラウンドでは、関税の一括引下げ方式が提案されたが、引下げ対象品目について合意には達せず、その採用には至らなかった。
2 GATTウルグアイラウンドでは、交渉対象が農業分野にまで拡大されたが、サービス分野や知的財産権については、交渉対象として取り上げられるまでに至らなかった。
3 WTO(世界貿易機関)は、加盟国間の貿易交渉に加えて、貿易をめぐる紛争処理や、各国の貿易政策の審査といった役割を担う機関である。
4 WTO(世界貿易機関)は、貿易について二国間主義を掲げており、関税同盟などの地域経済統合についても認める立場をとっている。
5 日本は、これまでアジアのどの国・地域に対してもセーフガード(緊急輸入制限)を発動したことはない。
□正解
3
□解説
1 妥当でない。GATTケネディラウンドでは、それまでの国別品目別方式の関税交渉ではなく、関税の一括引下げ方式が採用され、大幅に関税率が引き下げられた。
2 妥当でない。GATTウルグアイラウンドでは、農業分野だけではなくサービス貿易や知的財産権についても交渉が行われている。
3 妥当であり正解。WTOは加盟国間の貿易交渉だけでなく、紛争処理能力なども併せ持つ機関である。
4 妥当でない。WTOは自由、無差別、多角的通商体制を基本としている。二国間主義は掲げていない。但し、関税同盟については、WTOの無差別原則に違反するが、例外として一定の条件を満たせば許容する立場をとっている。
5 妥当でない。中国から農産物の輸入の急増によって「ネギ」「生シイタケ」「イグサ」の3品目に対して、日本は2001年4月に初めてのセーフガードの暫定発動に踏み切っている。